前回に続き、パプアニューギニア バードエクスペディション|世にも不思議な極楽鳥とニワシドリたち ツアーレポート③です。
今回は、首都のポートモレスビー周辺で観察した鳥たちのご紹介です。
首都は、車の大渋滞や高層ビルなどが並ぶ中1時間ほど車で移動すれば豊かな自然の残る素晴らしい場所で観察を行うことができました。
アカガオインコ(英名:Red-cheeked Parrot、学名:Geoffroyus geoffroyi)

ズグロキミミミツスイ(英名:Elegant Honeyeater、学名:Microptilotis cinereifrons)

キバシショウビン(英名:Yellow-billed Kingfisher、学名:Syma torotoro)は虫を加えています。Kingfisher=魚を捕る鳥というイメージがありますが、ニューギニアには森林性で、昆虫やトカゲなどを主に捕食するカワセミ類も数多く生息しています。

ズグロモリモズ(英名:Hooded Pitohui、学名:Pitohui dichrous)はは、ニューギニアを代表する非常にユニークな鳥のひとつです。
最大の特徴は、羽毛や皮膚に毒を持つこと。鳥類で毒を持つ種類は非常に珍しく、その代表的な存在として知られています。
鮮やかなオレンジ色と黒色の美しい姿からは想像しにくいですが、ニューギニアの生き物の不思議さを象徴するような鳥です。

スミレオミカドバト(英名:Purple-tailed Imperial Pigeon、学名:Ducula rufigaster)

チャバラワライカワセミ(英名:Rufous-bellied Kookaburra、学名:Dacelo gaudichaud)

オーストラリアアオバズク(英名:Barking owl、学名:Ninox connivens)は、朝日に照らされて美しいです。

ゴシキセイガイインコ(英名:Coconut Lorikeet、学名:Trichoglossus haematodus)は、前回紹介したRainbow Lorikeetと同じ和名ですがこちらは別種だそうです。

キガオムクドリ(英名:Yellow-faced Myna、学名:Mino dumontii)

アンボイナカッコウバト(英名:Amboyna Cuckoo-Dove、学名:Macropygia amboinensis)

ヨコジマズクヨタカ(英名:Barred Owlet-nightjar、学名:Aegotheles bennettii)は、ニューギニアに生息する小型の夜行性鳥類です。
日中は木のウロなどで休んでいることが多く、今回は運よく全身を見ることができた個体に加えて、ウロの中からこちらを覗くように目だけを出した個体にも出会うことができました。
大きな目と独特な表情がなんとも可愛らしい鳥です。


チャガシララケットカワセミ(英名:Brown-headed Paradise-Kingfisher、学名:Tanysiptera danae)は、揺れ動く木々の間で観察を行いました。長く伸びた尾羽が非常に美しい、ニューギニアらしいカワセミの仲間です。森林の中で見る長い尾羽はとても印象的でした。

アカハラヒメアオバト(英名:Orange-bellied Fruit Dove、学名:Ptilinopus iozonus)

ノドジロヒメアオバト(英名:Beautiful Fruit Dove、学名:Ptilinopus pulchellus)

アカボシヒメアオバト(英名:Pink-spotted Fruit Dove、学名:Ptilinopus perlatus)など、今回の観察では色鮮やかなハトの仲間にも数多く出会いました。
これほど多様な果実食のハト類が生息していることからも、ニューギニアの森に果実をつける植物が豊富に存在していることがうかがえます。
日本ではあまり見ることのできない色彩のハトが次々と現れるのも、ニューギニアでのバードウォッチングの面白さのひとつです。

ノドグロオオサンショウクイ(英名:Boyer’s Cuckooshrike、学名:Coracina boyeri)

アオバネワライカワセミ(英名:Blue-winged Kookaburra、学名:Dacelo leachii)は、その名の通り美しい青色の翼を持つ大型のカワセミの仲間です。森の中に響き渡る大きな声で鳴くため、姿が見えなくてもその存在を強く感じさせる鳥でした。

シロガシラトビ(英名:Brahminy Kite、学名:Haliastur indus)

エリマキヒタキ(英名:Frilled Monarch、学名:Arses telescopthalmus)は、は、オスとメスで羽色が大きく異なります。
白と黒のコントラストが美しいオスに対し、メスは茶色を基調とした羽色をしています。雌雄それぞれに違った美しさのある鳥です。

キアシツカツクリ(英名:Yellow-legged Brushturkey、学名:Talegalla fuscirostris)。一般的な鳥のように親鳥が卵を抱いて温めるのではなく、落ち葉や土などを集めて大きな塚を作り、その中に卵を産みます。今回は鳥そのものだけでなく、前シーズンに実際に使用されていた塚の跡も観察することができました。鳥を見るだけでなく、その生態をフィールドで実際に観察できるのも今回の旅の大きな魅力でした。


ワープーヒメアオバト(英名:Wompoo Fruit Dove、学名:Ptilinopus magnificus)

パプアヒメショウビン(英名:Papuan Dwarf Kingfisher / Papuan Pygmy Kingfisher、学名:Ceyx solitarius)。
非常に小型のカワセミで、鮮やかな青色とオレンジ色の体色が美しい種類です。小さな体で森の中に溶け込んでしまうため、見つけた瞬間は嬉しい出会いとなりました。

カンムリバト(英名:Coronated Fruit Dove、学名:Ptilinopus coronulatus)
頭部の紫色の斑紋が王冠のように見える美しいFruit Doveです。今回のポートモレスビー周辺での観察でも、ニューギニアのハト類の多様性を改めて感じさせてくれました。

パプアガマグチヨタカ(英名:Papuan Frogmouth、学名:Podargus papuensis)
大きな口と独特な表情を持つ夜行性の鳥で、木の枝にじっと止まっていると樹皮の一部のように見えるほど見事に周囲へ溶け込みます。
昼間に見る色鮮やかなインコやFruit Doveとはまったく異なる姿をしており、ニューギニアの鳥類の多様性を感じさせてくれる一種でした。

首都の中心地から車で1時間移動するだけで、これほどたくさんの鳥たちを観察でき非常に有意義な時間となりました。
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