日本のハーピングで最も人気な爬虫類の一つ、クロイワトカゲモドキ(学名:Goniurosaurus kuroiwae)ですが沖縄本島北部と古宇利島の個体群がヤンバルトカゲモドキ(学名:Goniurosaurus nebulozonatus)として新種記載されました。
以前よりハーピングファンの中では、異なる形態から別種になるという噂はよく聞いていましたが日本の固有種が増えたことは個人的に非常に嬉しいです。
これで日本に生息するトカゲモドキは、
・クロイワトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae)
・ヤンバルトカゲモドキ(Goniurosaurus nebulozonatus)
・オビトカゲモドキ(Goniurosaurus splendens)
・イヘヤトカゲモドキ( Goniurosaurus kuroiwae toyamai )
・クメトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae yamashinae)
・マダラトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae orientali)
・ケラマトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae sengokui)
の7(亜)種になりました。
全ての種で生息範囲が広くなく、体も小さく移動能力も大きくないため急激な環境の変化に弱く絶滅の危機に瀕していると言われています。全ての種を後世に残していくために今ある自然を守っていくことがより重要視されることを期待します。
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