Wataru HIMENO– Author –

姫野 航(ひめの わたる) 1995年8月8日生まれ。
幼少期より、虫取りに没頭し中でも大物であったカナヘビみ魅了され、爬虫類・両生類が大好きに。大学卒業後は南米エクアドルでボランティア活動に従事し、ハーピングという言葉に出会う。帰国後は、旅行会社に勤務しハーピングを普及すると共に、個人でWildHerpingというブログを始める。旅行会社を退職後は、環境保護活動を促進するためWildHerping&Co.を設立し、自然と生き物の保護に取り組む。
-
トカラ列島•宝島で生き物探し
今回は、鹿児島港から船で約13時間かけて向かった宝島にてハーピングを行ってまいりました。最大の目的は、宝島とお隣小宝島にしか生息しないトカラハブ、そしてタカラヤモリの2種類でした。が、爬虫類•両生類だけでなく色々観察できたので今回はトカラ列... -
野生で世界最大のヘビ・アミメニシキヘビの探し方
今回は、インドネシア・バリ島とフローレス島でアミメニシキヘビ(英名:Reticulated python,学名: Malayopython reticulatus)を観察してきました。 本種をはじめとするシニキヘビ科の仲間には非常に大型になる種がおり、大型の個体は大きな獲物を月に一... -
日本のトカゲモドキたち総編集。生息地、特徴まとめ
個人的に日本で観察できる生き物たちで最も好きなグループです。 現在、日本には7種類のトカゲモドキたちが生息しています。今回は、私が日本に生息する生き物で最も好きなこの生き物たちをご紹介させていただきます。 ①クロイワトカゲモドキ(英名:Kuro... -
西パプア バードウオッチングレポート②:マノクワリ&アルファック編
前回に続き、西パプア バードウオッチングレポートです。今回は、マノクワリ(Manokuwari)に加え、車で3時間ほど移動したアルファック山(Arfak mountain)で観察した生き物たちのご紹介です。アルファック山は標高が高く、毎日の気温は15-20度ほどと、イン... -
西パプア バードウオッチングレポート①:ジャヤプラ編
インドネシアは西パプアにてバードウオッチングを行ってまいりました。全体的には西パプアも今年は近年稀に見る見る異常気象で、普段は雨の少なくなる7月も雨が多く降り鳥たちの活動は期待したほどではありませんでしたが、西パプアのジャングルに生きる美... -
イランハーピングで観察した両生類・爬虫類たち
先日訪問したイランにおいて、ハーピング(爬虫類・両生類のフィールド観察)を行い、多様な生物たちに出会うことができました。本稿では、その観察記録を地域ごとにご紹介いたします。 イランは、国土は日本の4倍で砂漠の中を140kmで1日10時間ほど移... -
イランで観察した野生動物たち
今回は、先日イランにてハーピングを行った際に観察できた哺乳類たちをご紹介します。 オオミミハリネズミ(英名:Long-eared Hedgehog/学名:Hemiechinus auritus) オオミミハリネズミ(英名:Long-eared Hedgehog/学名:Hemiechinus auritus) ザグロ... -
野生のレオパ3種類を探す(ヒョウモントカゲモドキ、オバケトカゲモドキ、トルクメニスタントカゲモドキ)
今回は、世界中で爬虫類ファンを魅了し、最も愛されている爬虫類のひとつである「レオパ」ことヒョウモントカゲモドキ(英名:Eastern leopard gecko、学名:Eublepharis macularius)を含むトカゲモドキ3種類を、原産地の一つであるイランにて探してきま... -
アマゾンで最も恐れられる生き物――カイサカとは?
南米に広がる、世界最大の熱帯雨林「アマゾン」。 ここには、約4万種の植物、3000種を超える魚類、427種の哺乳類、1294種の鳥類、428種の両生類、378種の爬虫類、そして約250万種とも言われる昆虫たちが生息しています。まさに、生物多様性の宝庫です。 そ... -
世界最大の両生類・オオサンショウウオの探し方
オオサンショウウオ(英名:Japanese giant salamander、学名:Andrias japonicus) 夜の渓流で出会った“動く岩”――それは、世界最大級の両生類、オオサンショウウオでした。最大1.5メートルに達するその堂々たる姿は、水中に静かに身をひそめ、獲物を待ち...