前回に引き続き、フィリピンバードウオッチングレポートです。今回は、北東部にある標高100mほどの低地でのバードウオッチングです。標高が低く、真昼の気温は34度と非常に暑いため連日3:30に出発し早朝から夜行性の鳥たちの観察にも挑戦しました。
早朝すぐに現れたのは、キムネタイヨウチョウ(英名:Metallic-winged Sunbird、学名:Aethopyga pulcherrima)。英名の通り、羽がメタリックで非常に美しいです。

ミナミアカサイチョウ(英名:Southern Rufous Hornbill、学名:Buceros mindanensis)は、今回ツアーのメインターゲットの一つ。大きな体と美し嘴が特徴で非常に美しいです。


フジイロヒタキ(英名:Short-crested Monarch、学名:Hypothymis helenae)は、樹上高くにいるため撮影が難しいのですがジャングルの中に映える青色と頭部の羽が非常に美しいです。

ソライロヤイロチョウ(英名:Azure-bellied Pitta、学名:Erythropitta steerii)は、声はよく聞こえるのですがなかなか姿を見せてくれませんでした。が、気温が30度を超えた非常に暑い時間帯、枝にゆっくりと止まっている姿を確認できました。

フィリピンハリオアマツバメ(英名:Philippine Spinetail、学名:Mearnsia picina)は、バターナイフのような形の羽が特徴です。

チャエリショウビン(英名:Rufous-lored Kingfisher、学名:Todiramphus winchelli)も樹上高くに生息するKingfisherの仲間です。下から見ると白いお腹が目立つので探すのは一苦労でした。

キタタキ(英名:White-bellied Woodpecker、学名:Dryocopus javensis)は、日本にもかつては生息していた大型のキツツキです。大きな体でジャングルの中では非常に目立ちますが、木にまとわりつく着生植物やツタに囲まれ撮影は難しかったです。

早朝3:30に出発したため、夜行性の鳥も観察できました。ミンダナオアオバズク(英名:Mindanao Boobook、学名:Ninox philippensis)は一瞬我々の真上に止まったためお尻の写真です。他にも、極小のチョコレートアオバズク(英名:Chocolate Boobook、学名:Ninox randi)やオオミミヨタカ(英名:Great Eared Nightjar、学名:Lyncornis macrotis)、フィリピンヨタカ(英名:Philippine Nightjar、学名:Caprimulgus manillensis)なども明け方の空を飛ぶ姿を確認できフィリピンの森の奥深さを感じます。

ズグロヤイロチョウ(英名:Western Hooded Pitta、学名:Pitta sordida)も寝ている姿を観察しました。ヤイロチョウの仲間は、木の枝先で寝ることが多いのでナイトツアーで観察することの多い仲間の一つです。

また、周辺はオフロードが続き通常の車での移動は困難です。そこで、今回利用したのはジムニーと呼ばれるフィリピンお馴染みの乗り物です。戦時中にアメリカ軍によって導入され、その機動力が買われ、より多くの人を運ぶために長く改造されたのが起源とされています。フィリピン各地で公共交通機関としても使用されますが、形や色が地域によって少しずつ異なるそうです。

他にも、アカサンコウチョウ(英名:Rufous Paradise Flycatcher、学名:Terpsiphone cinnamomea)

ムネアカタイヨウチョウ(英名:Purple-throated Sunbird、学名:Leptocoma sperata)は、ココナッツの花をつつきに人家近くにもやってきます。

アカハシサイチョウ(英名:Writhed Hornbill、学名:Rhabdotorrhinus leucocephalus)も数は多く観察できましたが、遠くから人間を見るとすぐに逃げていくため撮影は大変です。

ミンダナオカオグロサイチョウ(英名:Mindanao Hornbill、学名:Penelopides affinis)


英名:Stripe-sided Rhabdornis
学名:Rhabdornis mystacalis

英名:Brahminy Kite
学名:Haliastur indus

英名:Amethyst Brown Dove
学名:Phapitreron amethystinus

英名:Black-naped Oriole
学名:Oriolus chinensis

英名:Yellowish Bulbul
学名:Hypsipetes everetti

英名:Coleto
学名:Sarcops calvus

英名:Yellow-wattled Bulbul
学名:Microtarsus urostictus

英名:Mindanao Blue Fantail
学名:Rhipidura superciliaris

英名:Orange-bellied Flowerpecker
学名:Dicaeum trigonostigma

英名:Philippine Jungle Crow
学名:Corvus philippinus

英名:Crested Goshawk
学名:Lophospiza trivirgata

英名:Philippine Trogon
学名:Harpactes ardens

英名:Negros Leaf Warbler
学名:Phylloscopus nigrorum

英名:Black-chinned Fruit Dove
学名:Ramphiculus leclancheri

英名:Philippine Pygmy Falconet
学名:Microhierax erythrogenys

英名:Philippine Serpent Eagle
学名:Spilornis holospilus

英名:Pygmy Swiftlet
学名:Collocalia troglodytes

英名:Coleto
学名:Sarcops calvus

英名:Yellowish Bulbul
学名:Hypsipetes everetti

英名:Philippine Drongo-Cuckoo
学名:Surniculus velutinus

英名:Philippine Trogon
学名:Harpactes ardens

英名:Philippine magpie-robin
学名:Copsychus mindanensis

英名:Dollarbird
学名:Eurystomus orientalis

英名:Striated Wren-Babbler
学名:Ptilocichla mindanensis
その他、この地域には沢山のトビトカゲの仲間やキノボリスキンク、撮影はできませんでしたは、モンツキヒロハシ(英名:Wattled Broadbill、学名:Eurylaimus javanicus) なども一瞬だけ見ることができ非常に充実したバードウオッチング、生き物観察となりました。



また、今回はフィリピンの美味しい食べ物にもたくさん舌鼓を打ちました。暑い観察後に食べたフィリピン名物ハロハロや、道端で買ったミンダナオ名物の新鮮なドリアン、観察後にはとりたてのココナッツをいただいたりと最高の旅になりました。



以上、3回に分けてお送りした「フィリピンバードエクスペディション」ツアーレポートでした!フィリピンの生き物は、他の国とは違う独特の生態系を感じれる非常に面白い観察となりました。新企画などはSNSでも発表しております。ぜひ右下のボタンよりフォローお願いいたします!

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