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久米島で生き物探し|ハーピング、野鳥観察など

2025 8/27
ハーピング バードウオッチング 虫
2025年8月27日
Wataru HIMENO

今回は、前回の渡名喜島からフェリーで1時間ほどの久米島にて生き物探しです。久米島は空港もあり、島一周するには車で2時間程度と離島の中でもかなり大きな島です。

美しい海も有名です

島には、キクザトサワヘビ(英名:Kikuzato’s stream snake、学名:Opisthotropis kikuzatoi)という日本で唯一のサワヘビの仲間が生息するなど、生物多様性に富み、日本でも有数の生息地保護区があります。

それでは、観察した生き物を紹介します。


夕方の観察

まずは夕方の観察です。沖縄といえば定番のキノボリトカゲ(英名:Ryukyu tree lizard、学名:Japalura polygonata)を見ていると、リュウキュウアカショウビン(英名:Ryukyu ruddy kingfisher、学名:Halcyon coromanda) の鳴き声が聞こえてきました。声のする方を探ると、早速姿を発見。真っ赤な色合いと大きめの体が美しいです。

リュウキュウアカショウビン(英名:Ryukyu ruddy kingfisher、学名:Halcyon coromanda)

また、マングローブ周辺ではカワセミ(英名:Common kingfisher、学名:Alcedo atthis)、ミナミトビハゼ(英名:Mudskipper、学名:Periophthalmus argentilineatus)、カニの仲間などもたくさん観察でき、日が暮れるのを待ちました。

カワセミ(英名:Common kingfisher、学名:Alcedo atthis)
ミナミトビハゼ(英名:Mudskipper、学名:Periophthalmus argentilineatus)。
魚でありながら殆どの時間を陸上で過ごすため、周りを見渡すために目が上に飛び出てるそう。。。不思議です。
かにの仲間も多数確認。マングローブの生態系は面白いです。

夜の観察

夜の観察開始です。

はじめに現れたのは、トビズムカデ(英名:Giant centipede、学名:Scolopendra subspinipes)。カピカピに干からびたミミズ(英名:Earthworm、学名:Lumbricus spp.)を食べていました。日本の南西諸島では、トカゲモドキ類は再生尾の個体が非常に多く、この子もトカゲモドキに手を出したことがあるかもしれません。

トビズムカデ(英名:Giant centipede、学名:Scolopendra subspinipes)

次に、ミナミヤモリ(英名:Hokou Gecko、学名:Gekko hokouensis)を発見。大通りのコンクリートの上にいました。オーソドックスなヤモリですが、くるくるの目が可愛いですね。

ミナミヤモリ(英名:Hokou Gecko、学名:Gekko hokouensis)

さらに、アマミサソリモドキ(英名:Amami tailless whip scorpion、学名:Ammotrechula amamiensis)。夜行性で、普段は落ち葉や倒木の下に隠れ、小型昆虫を捕食します。体は茶褐色で尾は細長く、危険を感じると尾を振って威嚇します。

アマミサソリモドキ(英名:Amami tailless whip scorpion、学名:Ammotrechula amamiensis)

クメジマオオサワガニ(英名:Kumejima giant freshwater crab、学名:Geothelphusa kumejimaensis)は、ドングリを手に抱えていました。邪魔しないよう2枚だけ撮影。

クメジマオオサワガニ(英名:Kumejima giant freshwater crab、学名:Geothelphusa kumejimaensis)

次に現れたのはクメジマミナミサワガニ(英名:Kumejima southern freshwater crab、学名:Geothelphusa albogilva)。久米島を含む離島には固有種が多く、それが観察の楽しさの一つです。

クメジマミナミサワガニ(英名:Kumejima southern freshwater crab、学名:Geothelphusa albogilva)
ミナミサワガニの仲間は、サワガニの中では身軽で動きが早いので木の上で虫を捕まえたりもできます。

川辺ではオオハシリグモ(英名:Fishing spider、学名:Dolomedes orion )を観察。水辺でカエルや魚などを捕食するクモで英語名は、Fishing spider。かっこいいですね。日本最大のクモの一つで、大きい個体は手のひらほどになります。

オオハシリグモ(英名:Fishing spider、学名:Dolomedes orion )

近くには巨大なコンジンテナガエビ(英名:Monkey river prawn、学名:Macrobrachium rosenbergii)も。見た目からすると美味しそうですが、観察だけに留めます。

コンジンテナガエビ(英名:Monkey river prawn、学名:Macrobrachium rosenbergii)

ヘリグロヒメトカゲ(英名:Dark-backed skink、学名:Ateuchosaurus pellopleurus)も観察。昼夜活動するスキンクの仲間で、短い手足が可愛いです。

ヘリグロヒメトカゲ(英名:Dark-backed skink、学名:Ateuchosaurus pellopleurus)

特殊な出会い

ヘリグロヒメトカゲを撮影中に後ろからガサガサという音が。見てみると、リュウキュウヤマガメ(英名:Ryukyu black-breasted leaf turtle、学名:Geoemyda japonica)! 見つかった場所が悪かったのか、私が道をブロックする形となってしまい、おたがいにオドオド、、、、。天然記念物、国内希少野生動植物種に指定されているためトカゲモドキたちと同様に触ることも禁止されているため観察は慎重に行います。

リュウキュウヤマガメ(英名:Ryukyu black-breasted leaf turtle、学名:Geoemyda japonica)

カメの形は、いつみても不思議だし可愛いしそれだけで完璧なのに、リュウキュウヤマガメは世界的にも珍しい赤いカメです。こんな可愛い生き物がいてもいいのかと目を疑ってしまいます。

可愛い、、、

次に現れたのはオオウナギ(英名:Japanese giant eel、学名:Anguilla japonica)。沼の主であることを見せつけるように、ゆっくりと泳いで行きました。ちなみにオオウナギは、あまり美味しくないそうで食用には向かないそうです。残念。。。

そして、ついに現れました私の大好きなトカゲモドキ・クメトカゲモドキ(英名:Kume ground gecko、学名:Goniurosaurus yamashinae)です。クメトカゲモドキは、この黄色っぽい体つきが美しく、国内産のトカゲモドキで唯一目も黄色。黒と黄色のコントラストが久米島の乾いた林床に美しく生えます。

クメトカゲモドキ(英名:Kume ground gecko、学名:Goniurosaurus yamashinae)

今回も多くの個体を観察できましたが、安定の完全尾の個体も見れて最高の観察となりました。また、尻尾が切れて間もない個体にも出会いましたがなんとよくみると蚊に刺されています。トカゲモドキも蚊に刺されるのかと感心していたところ、自分も無数の蚊に全身を刺され翌日は肌がボコボコになってしまいました、、、

左足の付け根が蚊に刺されてます。思い出しただけで、体が痒くなってくる、、、
美しい完全尾の個体

南西諸島といえばアカマタ(英名:Ryukyu odd-tooth snake、学名:Lycodon semicarinatus)も忘れられません。今回は、気温が非常に熱くヘビ類にとっては暑すぎたようで中々出てきてくれなかったのでとても嬉しいです。

アカマタ(英名:Ryukyu odd-tooth snake、学名:Lycodon semicarinatus)

また、個人的に最も撮影したかった久米島型のホンハブ(英名:Kumejima habu、学名:Protobothrops flavoviridis)は、ロードキルの形で発見することになりました、、、しかも轢かれたばかりでまだ動いており目も当てられない状態でした。ヘビは、恐怖症の方が非常に多い生き物。ヘビという生き物をなるべく正しく多くの方に、発信できるように頑張っていきたいと思いました。

久米島型ホンハブ(英名:Kumejima habu、学名:Protobothrops flavoviridis)ロードキル。
比較用に奄美大島のホンハブ(英名:Kumejima habu、学名:Protobothrops flavoviridis)。全く違いますね。

まとめ

以上、生物多様性の宝庫・久米島での生き物観察でした。

久米島は広くて生き物観察は意外と大変です。また、保護区などもあり条例も色々ありますので、観察に向かわれる際は最新の情報を必ず確認してからの観察をお願いします。これからもこの美しい自然が観察できますように、みんなで自然を守っていきましょう。

YouTubeで今回の様子も発信してます。

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