今回は、グアテマラで有名なティカル遺跡にて生き物探しです。ティカル遺跡は、昔から国立公園として保護されて来たため今でも昔ながらの大自然が残されていましす。一部ですが、1日で観察できた生き物たちを紹介いたします。
ヒョウモンシチメンチョウ(Ocellated Turkey / Meleagris ocellata)
まず、現れたのはヒョウモンシチメンチョウ。訪れた時期としては、異常な寒さだったというこの日、朝日を浴びて体温を必死に上げていました。
ハイイロギツネ(Grey Fox / Urocyon cinereoargenteus)
次に現れたのは、ハイイロギツネ。
こちらも、森の中に刺す木漏れ日で日光浴をしていました。私の存在に気づくとすぐに森の中へ消えていってしまいました。
レインボーアミーバ(Rainbow Ameiva / Holcosus undulatus)
レインボーアミーバの幼体。大人になるとカラフルな色合いがとっても綺麗なトカゲ。まさかここで出会うことになるとは驚きました。
ハナジロハナグマ(White-Nosed Coati / Nasua narica)
遺跡周辺では ハナジロハナグマ も観察できました。
近くには「動物への餌やり禁止」の看板があったため、どうやらこのエリアに住み着いているようです。 単独で行動していたので、おそらく オス の個体でしょう。
チュウベイクモザル(Geoffroy’s Spider Monkey / Ateles geoffroyi)
ジャングルの木々の上では、長い尻尾を器用に使って移動する チュウベイクモザル の姿も。別名、ジェフロイクモザル、アカクモザルなどとも呼ばれます。長い尻尾を使い、手足合わせて5本の足で移動する姿がクモにいていることからクモザルと呼ばれます。
クモザルの仲間は7種類ほど確認されていますが、どの種も木々を素早く移動するため親指が退化し全くない又はほとんどなくなっています。
写真ではわかりづらいのですが、葉っぱを食べる姿を観察していた際も、手のひらと指で葉っぱを掴むためには「グー」のような形で葉っぱを掴んでいて、すごく食べづらそうに見えてしまいました。
デッペリス(Deppe’s Squirrel / Sciurus deppei)
森の中から「ガリガリ…」音が聞こえてきたので覗いてみると、リス が夢中で木の実を食べていました。
よく見ると 目元にはハエが飛んで いて、ジャングルの動物たちも 虫に悩まされている ことがよくわかります。
ユカタンシマゲラ(Yucatan Woodpecker / Melanerpes pygmaeus)
最後に紹介するのは、ティカル周辺の森に生息する ユカタンシマゲラ。
目の近くまで赤い模様があったため、観察したのは オスの個体 でしょう。 名前の通り ユカタン半島の固有種で、ティカル国立公園ならではの鳥です。
まとめ
以上、一部ですがティカル国立公園で観察した生き物たちのご紹介でした!
遺跡だけでなく、広大なジャングルに生息する動物たちも魅力のティカル国立公園です。
出かけた際はぜひ生き物も探してみてください!
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