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アンデスイワドリの撮影ポイントと観察の楽しみ方|エクアドルバードウオッチング

2025 1/30
バードウオッチング
2025年1月8日2025年1月30日
Wataru HIMENO

アンデスイワドリ(英名;Andean cock-of the Rock、学名;Rupicola peruvianus)は、その鮮やかな赤い羽とユニークな求愛行動で知られる、南米アンデス山脈の象徴的な鳥です。特に、繁殖期にオスが集団で行う「レッキング」は、世界中のバードウオッチャーを魅了しています。近年、アンデス山脈の西側と東側では色合いなどが違うことから別亜種という扱いになり再注目を浴びていますので、改めてご紹介させていただきます。

アンデスイワドリ(英名;Andean cock ~of the rock、学名;Rupicola peruvianus)

アンデスイワドリとは?

アンデスイワドリは、アンデス山脈の標高500~2400メートルの雲霧林に生息するカザリドリ科の鳥です。

  • オスの特徴: 鮮やかな赤やオレンジの羽、ディスク状の大きな冠羽が特徴的です。鳥なのに嘴が見えない(見えにくい)ので一度見たら忘れない顔立ちですね。
  • メスの特徴: オスに比べて地味な茶色の羽を持ち、崖や滝壺に巣を作る際に周囲に溶け込むカモフラージュ効果があります。
  • 食性: 主に果実を食べますが、小型の昆虫やカエル、トカゲを捕食することもあります。

繁殖シーズンとレッキング

繁殖期になると、オスたちは「レッキング」と呼ばれる求愛行動を行います。川沿いの崖や森の中の特定のポイントに最大50〜100羽のオスが集まり、メスにアピールします。メスは多くても3羽ほどしか来ないので、結ばれる確率は非常に低いですね。

観察の楽しみ方

  • オスのパフォーマンス: オスたちは、羽を広げて飛び跳ねたり、独特の鳴き声を発したりしてメスを惹きつけます。メスが現れると、その動きはさらに激しさを増します。オスの動きを見ているだけで、近くにメスがいるかどうかがわかります。
  • レッキングポイント レッキングが行われるポイントは崖沿いにあることが多いので、双眼鏡やカメラを持って観察場所で待機します。
珍しいアンデスイワドリのメス

アンデスイワドリ撮影のコツ

  1. 撮影機材の準備:
    • 双眼鏡や望遠レンズ(300mm以上がおすすめ)を用意しましょう。
    • 撮影には三脚も便利です。レッキングポイントで長時間待機するため、安定した装備が重要です。
    • 雲霧林での、早朝や夕方は非常に暗いです。明るいレンズがおすすめです。
  2. 服装と持ち物:
    • 崖や湿った森林を歩くため、滑りにくいトレッキングシューズがおすすめです。
    • 雲霧林は湿度が高いため、防水性のある服装とカバンが必要です。
  3. 観察・撮影時間:
    • レッキングは朝と夕方に行われることが多いです。ツアーなどでは、早朝の朝ごはん前や夕方に訪れてくれると思います。同じ地域にもレッキング場所はたくさんあるので、現地ガイドが今一番活発な場所に連れて行ってくれるでしょう。

アンデスイワドリ観察におすすめの地域

アンデスイワドリは、南米のアンデス山脈に広く分布しています。以下は観察に最適な地域の例です。

  • ペルー: マヌー国立公園は人気のスポット。ペルーの国鳥にも選ばれています。
  • エクアドル: ミンド周辺の雲霧林ではアクセスの良いレッキングポイントがあります。
鳥なのに嘴がほぼ見えない不思議な鳥です

アンデスイワドリの2亜種

アンデス山脈の西側の地域では、オスは赤色。東側の地域ではオスはオレンジ色です。
長い間、標高6000mを超えるアンデス山脈によって生息地を遮断されたため次第に違いが出てきたと言われています。

西側の赤色(エクアドル・ミンドにて)
東側のオレンジ(エクアドル・エルチャコにて)

まとめ

アンデスイワドリの撮影と観察は、南米の自然の素晴らしさを体感できる特別な体験になること間違えなしです。彼らのユニークな求愛行動や鮮やかな姿を写真に収めるためには、事前準備と自然への配慮が欠かせません。ぜひ、南米の雲霧林を訪れ、この魅力的な鳥との出会いを楽しんでみてください。

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