リュウキュウヤマガメの探し方

リュウキュウヤマガメ(英語:Japanese black-breasted leaf turtle)は、沖縄県北部のヤンバルの森や久米島、渡嘉敷島にのみ生息している日本固有のカメです。学名はGeoemyda japonicaで、「japonica」が日本固有種らしくて可愛いですね。

リュウキュウヤマガメ(英語:Japanese black-breasted leaf turtle、学名Geoemyda japonica

基本情報

リュウキュウヤマガメの大きさは約15cmほど。落ち葉に擬態していることから、落ち葉が多い森の中にいることが多いです。雑食性ですが、昆虫など動物質の餌を好むことが知られています。時には、マングースの罠に仕掛けた肉の匂いにつられて近づくこともあります。気温が下がる冬季には活動がかなり低下しますが、完全な冬眠はしません。

カメの色は褐色から赤色まで個体によってさまざまで、特に赤い個体は非常に美しく、密猟の対象となっていることもあります。美しいがために、密猟されて数が減ってしまうというとても悲しい現実が今起きています。

道路などにも出てくることは多いです

リュウキュウヤマガメの探し方

リュウキュウヤマガメを探すには、5月から10月ごろの活動が活発な時期がおすすめです。特に夕方の日没前が最も見やすい時間帯です。場所としては、道路沿いや沢沿いで目にすることが多いです。

「リュウキュウヤマガメ 探し方」のポイントとしては、カメはカエルのように水辺に依存しているわけではないため、特定の場所で必ず見つかるとは限りませんが、遭遇率の高い場所は存在します。また、カメの色合いや環境によっても異なるため、ぜひ現地のガイドに相談してみてください。彼らは、その時期に合ったベストなスポットへ案内してくれるはずです。

さらに、雨上がりの地面に虫が多く発生するタイミングや、ミミズが多い場所、側溝などに落ちてしまうこともあるため、そういった場所を探すと出会える可能性が高まります。

一見派手ですが、落ち葉の中では完全に擬態しており動いていない個体を見つけるのは至難の業です

まとめ

リュウキュウヤマガメは、沖縄の豊かな自然の象徴とも言える希少なカメで、日本の固有種です。生息地は限られており、観察できる時期や場所も条件次第ですが、だからこそ出会えたときの喜びは沖縄・日本でのハーピングらしい体験になります。特に赤色の美しい個体は、その鮮やかな色合いを自然界で見た際には、世界一美しいカメの一種であることを確認すると思います。

「リュウキュウヤマガメ 探し方」として、まず5月から10月の活発な時期を狙うのが重要です。また、雨上がりや夕方の日没前といった時間帯や、道路沿いや沢沿いなどが良い観察ポイントです。側溝などに落ちたカメを探すのもポイントの一つですね。

このカメとの遭遇には運も必要ですが、地元のガイドに頼って最適な場所へ案内してもらうことが、成功の秘訣です。ぜひ、沖縄の豊かな自然の中でリュウキュウヤマガメを探してみてください。

赤色の美しい個体

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