サバピットバイパーの食事:ボルネオハーピング

ボルネオ島サバ州でのハーピングも終盤。メインターゲットの一つであるサバピットバーパー(英名:Sabah pit viper、学名:Trimeresurus sabahi)に出会えていないことに焦りを感じながら早朝より森の中を数時間歩き続けましたが、なかなか出会えませんでした。

半ば諦めて駐車場に戻る際に、小川を覗いてみると迫り出した木の上にいる所を発見しました。お腹にはおそらくカエルを食べたであろう形跡が確認できます。ボルネオ島の標高1000m~1150mにのみ生息する非常に貴重な種です。

サバピットバーパー(英名:Sabah pit viper、学名:Trimeresurus sabahi
お腹には、恐らくカエルの足の形が見て取れます

しばらく観察していると、体勢を変えて樹上に登っていきます。

細い枝をスムーズに移動します。
舌を頻繁に出し入れしていました。

細い枝を器用に移動し、地面から3mほどの枝で落ち着いたようでした。このままお昼寝をし先ほど食べたカエルを消化していくのだと思われます。ハーピングの最後の最後に出会った、貴重な出会いに感謝です。

最後の体勢

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