ハーピングがもっと楽しくなる!カエルとヒキガエルの見分け方

カエルの仲間は世界に8000種ほど生息しており、大きくカエル(Frog)とヒキガエル(Toad)の2つに分けられます。日本のカエルはすべて覚えてる方も多いと思いますが、海外でのハーピング中にパッと違いがわかる方がいらっしゃりとってもカッコ良かったので、私なりの違いを見分けるコツを5つだけおさらいいたします!

カエルとヒキガエルの見分け方

その① お肌

カエルのお肌は、全体的にスベスベで湿った感じです。肌が薄く乾燥に非常に弱いので、水辺や湿度の高い熱帯雨林などにいることが多いのも特徴です。

対してヒキガエルは、ボコボコして分厚い肌をしている為、お肌がカエルより乾燥していても大丈夫です。公園や森の中など水辺から離れた場所でも観察できるのも特徴になっています。

その②  足の長さ

カエルは、足が長くピョーーーんと遠くまでひと飛びで飛んで逃げてしまうことの出来る種が多いです。水の中でもスイスイと気持ちよさそうに泳いでいます。

ヒキガエルは、足がカエルに比べると短く、どちらかというとぴょこぴょこ飛んでいくため、車を運転している時などに道路を横切る姿が必死で可愛いです。

体に対して足の長いカエル
体に対して足の短いヒキガエル

その③  目の位置

カエルは、頭の上に目玉が飛び出していることが多いですが、ヒキガエルは頭の形に収まっていることが多いです。

目が上についているカエル
目がカエルほど頭から飛び出していないヒキガエル

その④ 下の長さ

比較的長い舌を持って餌を捉えることの出来るのはカエル。舌が短く、体ごと大きく動かしながら餌を取っているのはヒキガエルです、が自然では観察しずらいかもです。

その⑤ 耳のところに毒線

あればヒキガエルです。なければカエルです。あくまで耳のところの毒線ですので、ヤドクガエルなど体から毒が出ているカエルもいます。

目の後ろに丸い毒線が見えます

まとめ

皆さんはどちらが好きですか?

実際は、他にも色々とありますがハーピング中に観察できるのはこの辺かなと思います。日本語では、カエルに(ヒキ)が付いただけでオマケのようになっていますが、英語ではFrogとToadで全く違う名前で呼ばれるほど違う生き物たちです。違いが分かってくると生き物観察はどんどん楽しくなりますので、今まで意識してなかった方は、ぜひじっくりと観察してみてください!他にも良い見分け方などありましたらコメントで教えていただけますと幸いです!

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