カエルの探し方

南極大陸以外、全ての大陸に生息するカエル。カエルがメインでなくともせっかく旅行や海外にいった際に憧れのカエルを探したいですよね。今日はそんな方に向けたカエル探しのコツをお伝えします!

擬態が上手で目の前にいても探すのが大変なカエルもいます、、、ベトナムコケガエル(英名:Vietnamese mossy frog、学名:Rhacophorus corticale

目的のカエルがいる場所かどうかを知る

世界でカエルが生息しない大陸は南極だけですが、砂漠や雪国、強いアルカリ性の土壌が広がる場所など極端にカエルが少ない場所もあります。旅行の開始前にカエルがいる場所なのか調べて見てください。

また、「見たいカエルの名前 habitat map」などで検索すると生息域を示したマップがありますので検索してみてください。

旅行の醍醐味は下調べです

春と夏がベストだが、それぞれのカエルにベストシーズンがあります

ご存知かと思いますが、カエルは春と夏に最盛期を迎えます。海外でも同じです。熱帯雨林など通年暖かい場所でも雨季に活発になり、乾季は殆ど出てこない種も多いです。現地の気候を調べベストシーズンに行くことが大切です。

まずは水場を探す

カエルを含む両生類は、肌が湿った状態でなければ皮膚呼吸ができなくなり最終的には死んでしまいます。必然的に水の近くで生活をしなくてはなりません。水たまり、沼、川など水場を見つけたらカエルを探してみましょう。

水場の岩陰は絶好の隠れ家です

カエルの隠れ場所を探す

カエルは、体に占める水分量が多く、鳥や爬虫類などの捕食者にとっては消化のいい餌という位置付けになります。天敵から逃れるために昼間は石の下や木のウロで過ごしている種類も多いです。周りを見渡して隠れ家があれば、『そーっと』めくって見ましょう。カエルはデリケートなので『そーっと』めくりましょう。

木の根元などもいい隠れ家です

エサを探す

水が必須のカエルですが、もう一つ必須なものはエサです。水があっても食べ物がなければカエルは生きていけません。虫が多くいる水場や、ミミズ、クモなどカエルのエサとなる生き物たちがいるかどうかも生息地を探す上では大事なポイントです。

虫が多い場所には捕食者もやってきます

夜に出かけてみる

お昼にカエルがいそうな場所を見つけたら今度は夜にも訪れて見ましょう。カエルは、殆どの種類が夜行性です。鳴き声や目の反射を探して見てください。

鳴き声を覚える

見たい種類のカエルがいるなら繁殖期に出かけ耳を澄まして見てください。声が聞こえたらその種類がいることに間違えはありません。あとは出会えるまで繰り返し探すのみです。

まとめ

以上、カエルの探し方でした。

結局のところ、生き物探しは正しい時間帯に正しい場所に行くことしかありません。今回のコツのようなものを積み重ねてなるべく出会える可能性を上げていきましょう!

世界中でカエルたちは絶滅の危機に晒されています。カエルの生息する環境を知り興味を持つことが保護の始まりだと思いますので、大好きなカエルに出会い理解を深めていけると良いですね!

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