今日はスネークフックとはについて、また簡単な使い方についてもご説明させていただきます。スネークフックとは、ヘビを扱うための棒です。。。。
ではなぜ専用の棒が必要なのかもう少し掘り下げて、ご紹介させていただきます。ハーピングに出かける方やヘビを飼育している方には必須アイテムです!
スネークフックとは
ヘビを扱うために作られた、棒状の捕獲機で折りたたみ式のものやテレスコープ型などの様々なものが販売されていますが、全てのものに言えるのが先がフックになっていることです。
使い方は基本的には、小さなヘビの場合はフックに引っ掛けて移動させたり、ある程度の大きさになると尻尾の方を素手で持ち、頭付近をスネークフックで持ち上げたりしながらヘビを安全に移動する目的で使われます。猛毒のコブラなどを扱う際は、両手にスネークフックを持って扱う方もいらっしゃます。
ヘビは、ご存知の通りクネクネと体を動かしながらスムーズに移動していきますが、それを可能にしているのは細かく緻密な骨です。逆に、骨が細かいためもろく過度な圧迫などをかけると脱臼や骨折までしてしまうことも多いというデメリットも抱えています。
そのため、毒のあるヘビや攻撃的なヘビを移動する際は、噛まれないように首根っこを掴んだり、尻尾の方を振り回しながら持ったりするよりも、ヘビの安全のためスネークフックと手の2点で支えてあげることが非常に大事です。
これがスネークフックがヘビに関わる人に必須な理由一つ目です。
2つ目の理由は、人間の安全のためです。
野外でヘビなど小さな生き物を探していると、岩や朽木などをひっくり返す事が多くあります。そんな際に活躍するのがスネークフックです。
手で岩をめくっていると、どうしても指を岩の下に入れる場面があり、危ない思いをした方も多いのではないでしょうか。例え、無害なヘビであったとしても噛まれた際には、ヘビを恐れる方々から、やっぱりヘビは危ない、早く病院に行きなさいなど、ヘビに対するマイナスイメージを与えてしまうことになってしまいます。当たり前ですが、ヘビを含む全ての生き物には噛まれないに越したことはありません。
また、岩の下には何がいるかわかりません(だからひっくり返します)。なるべく安全にひっくり返すには、スネークフックがちょうどいいのです。
また、岩場の隙間にスネークフックを入れてみると面白い生き物が出てきたり、スネークフックがあると排水溝の穴に入っている個体も捕まえることができます(無理に引っ張るのはヘビにとって良くないです)。
他にも、樹上にいるカメレオンを引き寄せたり、傾斜を登る際にストック代わりに使ったりと色々な使い方はありますが、主に上記の2つの理由から、スネークフックはフイールドに出かける方には必須の道具となっています。
まとめ
ヘビを扱うだけでなく、色々な使い方のできるスネークフックです。
一口にスネークフックといっても色々なモノがございます。皆様もお気に入りの(頑丈な☜とても大事)スネークフックを持ってアウトドアを楽しんでくださいね!
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